ドバイ遠征

シーズンインするために、ドバイにきました。

ハプニング発生、ドバイ空港について、Wi-Fiをオンにするとラインが何件か入っていました。それを見るとドバイGPが中止になったと連絡が来ていました。

えーー!!!!?!??!と思いましたが、とりあえず状況を知るためにタクシーで空港からホテルに向かいました。コロナの影響で、1つ目の試合であるシャルジャである大会は出発前に延期になっていました。しかし、時差対策のことを考えると遅く入るのは無意味だと思い、そのままの日程でドバイに入ってきました。

ホテルに着き、チェックインしようとするとホテルマンからドバイGPが中止になったから大会側からのインフォメーションが来ていないため、チェックインできないと。大会主催者の方と話すために競技場に行きました。この時、選手とトレーナーなどしかいなかったため、僕がいろいろと先方と話しながらすべてのことを進めていきました。

競技場に行き、顔なじみのナジブ(大会側の方)と話し、GPがなくなったことを話した。その後、トレーニングで競技場を使えるのかと話したら、使えないと思うと、言われた。いくらか払えば使えるかもしれないと言われ、お金を払ってもそのままトレーニングができればドバイに残ってもいいと考えて、可能性を探った。1時間後に責任者が来るから、再度ここに来て欲しいと言われ、一旦ホテルへと戻った。依然としてホテルのチェックインができないまま、ロビーで待っていた。

その後、ドバイクラブのバスが僕たちを迎えに来てくれたため、そのバスに乗ってドバイクラブへと向かい話し合いの場が持たれた。

ドバイクラブの責任者とアジアパラリンピックコミッティーの方と話し合いをして、今来ている選手スタッフはホテルに泊まって今後ドバイクラブを使ってトレーニングをしていいということになりました。試合できたドバイでしたが、トレーニングキャンプに変更になりました。

しかし、次の日からくる選手たちは来ないように止めてくれという指示が出たため、日本側にも現状の報告とともに連絡をした。

ドバイについてから6時間くらい経ってようやく、ホテルにチェックインできました。

次の日からは、トレーニングを開始し、ドバイクラブのトラックはもちろんの事、ホテルのジムやプールも使いながらいい合宿を行うことができていた。

3月15日から急にいろんな場所が閉鎖され始めた。ホテルのジムやプールも使えなくなり、僕たちが帰ることには、入国ができないくらい厳しい状況にまでなっていた。

走る練習でもスピードが上がってきた。この1年間一緒に練習してきた小須田選手が沖縄合宿あたりからすごく調子を上げてきていて、それにも刺激を受けながら僕自身も60mの加速で6秒9台が出たのと、100m加速で12秒0台が出てきたので、このタイミングでいい状態にはなってきました。小須田選手も僕のタイムに迫る、60m加速で7秒05、100m加速で12秒08まできました。練習はライバルの存在はすごく大切なので、成長してくれて僕自身もモチベーションも上がってきています。まだまだ負けられない!!

シーズン開始が待ちどおしいです。